360℃ガラス玉

自灯明 法灯明(じとうみょう ほうとうみょう)とう読みます

禅語ですね

聞いたことがある人は多いと思います

釈尊が入滅される前に弟子に示された最後の教えだそうです

今生きている自分や身の回りの出来事に置き換えて考えて見ます

自灯明 法灯明の意味を知れば明日から元気になれますよ

禅語が示してくれる言葉の意味はホント分かりやすいんです

絶対に崩れることのないよりどころ

現在、過去、未来と同じことは繰り返されてます

生きることの大切さや学ぶことの重要性
そして学べば次に教えることも大事です

ゆっくりの時もあれば凄いスピードで
状況は変化して進化しているのは間違いありません

時間は後戻りするすることはないから

過去は今、未来を形成するために必要です
現在を磨いて少しでも未来に繋げるために
インプットそしてアウトプットし続けます

人は崇拝であるとか信仰は自由です
それで救われるのならとても良いことです

正しいか間違いは他人が決めることではない

ただそれは
人々を傷つけたり脅かすものであってはならない

その人それぞれが
自由に信じそれを力としているのなら
それは崩れて無くなるものであっては駄目なのです

神様仏様は消えて無くなることはありません

少し現実的な事を考えてみる

リスペクトしている人がいるとしよう
小さな時から何十年と寄り添い
心からその人の生き様を真似自分の心のよりどころとしてきた

ある日思わぬ事故でリスペクトしている人が亡くなった

一瞬にして心のよりどころが消えた

自分のよりどころが無くなったら
どうして生きて良いかわからない

そんな例も実はよくある

リスペクトであったり
眼に入れても痛くない我が分身であったり
その逆の育ててくれた人であったりもそうですね

その時のショックは計りしれないでしょう

時間が過ぎ全てを受け入れるまで待つしかありません
それでも現実は変えることは出来ませんね

問題は「よりどころ」である

「よりどころ」に依存してしまっては駄目なんです
言い方は悪いが頼り切って依存症となっている場合は危険です

つまり
依存してしまうとそれが経たれたら自分を見失ってしまいます

ではどうするか?

よりどころとしてリスペクトするのは良いし
その人を真似るのも悪くはありません

ポイント
一つここで重要なのが
リスペクトして真似て生きているのは自分なんです

すなわち
インプットしたものを自分の中で変換して
自分の潜在意識に整理整頓する事が重要です
自分がインプットしてきたものは自分の物なのです

それが出来れば
もしよりどころにしているものが無くなっても
自分の中にあるものが全てあるから
今までと同じもしくはそれ以上の生き方が出来ます

あくまでも
信じるものは自分自身である
自分自身を素直に強く信じることですね

自灯明 法灯明(じとうみょう ほうとうみょう)

これは禅語であるが的確な言葉である

現在進行形で日々物事は進んでいる
何かのプロジェクトや計画を進めている時に
肝心の前を照らす明かりが消えたらどうしますか?

後戻りするか?止めるか?

「ゆっくり考えてやはり進もう」
「今までのことを無駄にはしない」
「時間は前にしか進まない」

そう思えるときは自分の心の灯りを見つけた時です

もしその灯りが見つからなければ
仏様に灯りを照らしてもらうことを考えることも選択肢です

自灯明=自分自身がヘッドライトである
法灯明=仏の教えが灯りである

そのように言ってます

自分自身がよりどころではあるが
それが決して崩れないものにしていくには
日々の潜在意識との会話が必要ですね

多くの人がよりどころとしているものに神や仏もあります
神も仏も決して無くならないものですが
都合の良いときだけ頼っても何の効果も現れません

どちらのよりどころを選ぶかは自由です

ポイント
ただ
どちらのよりどころも
今すぐに結果を求めるものではないですね
日々少しずつコツコツ積み上げて
絆を深めていくことをしていかねばならないと言うことです

最後にまとめ

自分自身を信じられなくなったなんて言わないでくださいネw

たいていの人は自分の事が好きなはずです

どうせならもっともっと自分を信じて好きになりましょう

今からの人生楽しい気持で生きた方がイイですからね

信じることを止めなければ絆は強くなり続けます