せんだんはふたばよりかんばし

栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)と読みます

ことわざですが奥の深い言葉で奥深い意味もあります

栴檀は双葉より芳しの意味を理解して
これからの生き方の役に立てると今以上に頑張ることができます

人生は言葉で変わるときもあるんです

過去の糧を大切に磨き今からの本気を磨く

栴檀は双葉より芳し
(せんだんはふたばよりかんばし)

このことわざは、あまり聞かないかもしれない

大成するものは幼少期から優れている
これがこのことわざの意味でもあります

栴檀という木は双葉、いわゆる小さな木の時から
葉っぱも香りよく何十年と時間をかけて一人前の木に成長します

香木で有名で
建築材料、家の害虫予防の木としても使われています
仏具などでも多く使われて
線香の材料では一般的である
そのほかに高級な扇子の骨になったり
医療の分野でも幅広く研究がなされています

それらの効能は置いといて

このことわざの意味を生活に当てはめてみよう

人は生まれ育った環境は違うし血統も違います
遺伝子と言うやつだが
その遺伝子の力は大きいものがあります
かえるの子はかえるなんてことわざもあるが
血筋を引いたなら何らかの優れている面も引き継がれることは多い

ただ
親が一流のプロ野球の選手だからと言って
子供が一流のプロ野球選手に成れるかは決まっていない

一つ言える事は
生まれ育った環境で
物心ついた時からボールやグローブを触り
野球場にも行っていたかもしれない
その行動は
後々の成長過程において重要ですね

現代は幼少期の時からの教育が重要であることが分かり
力を入れている親御さんも多いのも事実です

しかしながら
そういった環境とは無関係で逆に貧困であったり
あまりよろしくない環境だったからこそ
一流と呼べる人になった人も多々いる

後者の方の人に注目したいが
幼少期とは言え小学生低学年ぐらいになれば
家庭のお手伝いは出来る
掃除、洗濯、簡単な料理などなど

敢えてそれらを子供にやらしている家庭もあるが
そうでなくて必然的にやらなければならない環境の子達は
ある意味可哀想であるが親子の絆は強固である場合が多い

そこには親子での貴重な時間に
しっかりとスキンシップがあり会話がある

親は子供に隠すことなく現状の経済状況や今思っていることなど
話せる範囲で過去の出来事やこれからどうしていくか?
常に会話の場をもって皆で頑張ろうと言う
一致団結のようなものが生まれている

一見辛いだろうなあ~と思えるが
子供達はハツラツと今の事に取り組み将来どうなりたいか?
そのビジョンをもっている
だから日々シッソな食事であったり
着るものも決して良くないものでも
我慢も出来るし学業も負けることはない

今風ではないかもしれないが
現実にそのようなことがあるのも事実

生まれながらに天才で環境も良く
お金もあり成長してプロになる人

貧しくて環境も悪く努力して
生活費を工面して何とかプロになる人

どちらが良いとは言わない

スポーツ選手であったりミュージシャンであったり
物書きだったり芸術家であったり様々ですが

同じ世界の人々を見た時
そのプロセスは見なくとも結果を見ればわかるものである

またその結果が強力なものなのか?
はたまたもろくて弱いものなのか?

それもすぐに見透かされてしまいます

プロになることができたら強くなっていかなければなりません

一流のプロになったのなら決して驕ることなく
プロになってからの自分を見つめてそこからが勝負ですね

それまでのプロセスはあくまでも糧であって
過去を背負うものは形は違えど同じように重要なものである
それを生かすも殺すも今の本人次第である

最後にまとめ

プロと言う言葉で書きましたが
普通に生活していることは日々真剣勝負です

少しでも自分自身の価値観を高めていく努力をしましょう

舞台を整えてそこからは自分を磨き続けるのです