推進力

勢不可使尽、いきおいつかいつくすべからず、と読みます

禅語ですが意味を知れば日々の生活に役立ちます

人生には勢いも必要です

その時に勢不可使尽の意味を理解しておけば
アクセルとブレーキの使い分けが出来ます

ちょっとした意識の持ち方です

ノリノリの時こそ落ち着き一呼吸することがとても大切です

たまに言われるときがあります

「調子に乗らないで」とか「なに調子に乗ってるの?」
シュチュエーションにもよりますが
誰かから言われた時は気をつけた方がイイですね

仕事の時など

「調子に乗っていたら痛い目に遭ぞ!」

時々使われます

その言葉には何の根拠があるんでしょう?

私は逆で「調子にドンドン乗れ!」と言いたい

調子はリズムだから
良いときはテンポよく軽快で気持ち良いはずだと思います

そのリズムにせっかく乗っているんだから
もっともっと乗ればいいじゃないかと思いますね

良い風が吹き良い波が来ているんだったら乗らないと損します

ただ見極めることはかなり必要です

ただ
その波や風はどこから吹いているかが問題です

自分自身の潜在意識が波も風も湧きだたせているなら
ドンドンこれでもかってぐらい乗って乗って乗りまくれば良い

自分の心の中の潜在意識が形になったのだから
それは自分自身で作り上げたものです

そんな素晴らしい調子は乗れば乗るほどデカくなります

そうじゃなく
自分はたいしたことしていないのに
何処からか根拠もない波や風が来た時は危険です

身体が勝手に乗せられていると感じたら立ち止まりましょう

金回りが急に良くなったり急に楽しくなったりしたときです

それが
自分で起こした波でも風でもない他人が作ったものであり
その誰かわからない他人の調子に乗っていたらヤバイです

そいつがトンズラしたらそいつがコケたら
一緒にコケるだけでは済まないですね

バブルがハチケタ時、
問題なく生き残れた人とバブルと一緒に消えた人とに分かれました

ポイント
根拠のない風には乗らないことです

勢不可使尽(いきおいつかいつくすべからず)

今回の禅語です

しっかり見極めて時には立ち止まり反省もしてアクセルは80%ぐらいで
余裕をもって事故の無いように進んでいきましょう

そんなちょっと保険的な意味合いだが
奥深く潜んでいるのは自分自身の潜在意識の事です

調子の出所だけは見極めることです

物事には必ず根拠があるってことを忘れてはいけません

最後にまとめ

AIの時代で、人間がやる事を代わりにやってくれるかもしれません
どうなっていくかは予想は出来てもその時が来ないと分からないですね

でも
自分自身の潜在意識のアクセルとブレーキは
ほっておくと悪い方向へ行く可能性はあります

意識して良い方向へ導くようにしましょう

こればかりはAIではやってくれないと思います