ほうげじゃく

放下箸(ほうげじゃく)を聞いた事がある人は多いと思います

五家正宗賛(ごけしょうじゅうさん)の趙州じょうしゅう和尚の章にある話です

と言うと逆にピンとこなくなりますね

禅問答の一つです

放下箸の意味をしっかりと知れば
気が楽になりどんどん前に進めるようになります

未来の事を考えるのも良いが先ずは現実を見てどうするかです

運命を変えるとか動かすとかの記事を以前書きました

宝くじを買うと言う行動は悪いことではありません
宝くじはあくまでも娯楽の一つで
当たる前からあれこれ考えてもそう簡単に当たるものではないですw

当たったら使い道はどうするか?と考えるのも

現実に起こっていませんからね~
現実になってから考えても遅くはありませんw

ただ
現実味のないものを願うことも祈ることも
それは間違っていません
問題は現実味のないものを
漠然と思っているだけではおそらく何も起こらないと言うことです

現実味がないのでなくそれをどうして現実化するかですね

それを考えて行動に移すことが重要です

おのずと
思いは分別されてベストな方法を選択します

常日頃の潜在意識とのコミュニュケーションは必要ですが
今の自分が出来る事をこなして
一歩一歩進めば次のステージが現れます

そしてまた
その時の目標や夢を掴むために行動します

その繰り返しでしたね

放下箸(ほうげじゃく)

この禅語の意味を書いておきます

とても有名な禅語ですからしっかりと覚えておきましょう

「いっさいを捨てるとすべてが生きかえる」

直訳的な意味です

この場合、物質的なものもと言うよりは
心にずっと抱えている執着を意味しています
別れた恋人、地位や名誉、肩書など
そういったものがいつまで必要なのか?

それが段々と多くなると重荷になり
気がつけばすべてを背負い込んで動けない状態になります

ならばどうするのが良いのか?

おそらく
それらが重荷に感じるときは人生のターニングポイントが多い

新たに進む時ですね

しかし
いざ進もうとすると思うように進まないものです
それは邪魔をしているのが過去の執着である場合が多いからです

簡単なことですね

全部捨てて身を軽くすれば進めます
この前も書きましたが初心に戻る事です

放下箸と言った僧侶はもっと凄いことを言っています

「捨てたと言う意識それさえも捨てろ」ってね

これは難しいですね

今の自分の器を良く確かめどれだけのものが入るか?

入らなければ入るようにすればよいだけの事です

中身を捨てるか?
器を大きくするか?

どちらかしかありませんね

出来ることなら両方同時が良いのですね
全てが新鮮になり気持ちよく進めます

そして
新たな多くの事を吸収できるようになります

最後にまとめ

考えて見れば良く分かっていることで当たり前のことばかりです

しかし
それが思うように出来ないのが人間です

やはり日々の意識して潜在意識に落とし込む訓練は必要です

訓練と考えずに日々の日課となると良いですね

とにかく
やり続けることが需要です