がんのうびちょく

眼横鼻直(がんのうびちょく)と読みます

禅語ですが現代社会には重要な言葉です

難しい意味ではありません

ちょっと苦しくなったり行詰まったら
眼横鼻直の意味を知って今の自分に当てはめてみましょう

素直に当たり前と思うことが重要である

「素直」と言うことについて、ある例え話を先日書いたが

それをこのような言葉が表している

禅語です

眼横鼻直(がんのうびちょく)

当たり前のことは当たり前えでしかない

とても素直な言葉である

眼は横に並び鼻は縦についていると言うことで
そのままですがとても深い言葉です

僧侶や修行僧なら
この当たり前の事を当たり前に受けとめ
あるがままに心に受け入れることが仏法の真髄ではないか

そういう教えです

だから経典も参考書も要らない、見たまま感じたままがすべてだと言っています

かなりの悟りを開かねば難しいですねw

ただ
普通に暮らしている人も同じことが言えるわけです

悲しいものを見れば悲しい
楽しいものを見れば楽しい

その心を持ち続けるには
日々「素直」に正直に生きることです

生きていると
自分は真っすぐに進みたいのに横から邪と言う誘惑が囁きます
心が不安定だとツイツイ流される

気がつけば別の道を歩いていた

邪な情報ですからそれは良くない道ですね

そうならないためには
日々心との会話が必要です
日々意識して確認して潜在意識と会話ですね

洗心されていつも素直で美しい心

悲しむことが出来、涙することも出来る
人の喜びも同じように喜ぶことが出来る

人は元々持っているものを時間と共に忘れてしまうだけです

それはたくさんの情報が蓄積されて
良いもの悪いものが同じフォルダに入っている現象です

出来れば毎日ですが
そのフォルダを整理整頓して悪いファイルは削除ですね

良いファイルだけだと
途中でひっかかることはありません
互換性があるから歯車は快適に回ります

それを行うのは自分しかいないですからね

「素直」である本来の心を
奥底に置いておかないで取り出しましょう

磨き直せばその輝きは絶対に美しくなります

最後にまとめ

人は生まれた時は美しい心です

時と共に汚れるという表現は語弊がありますが
良いものも悪いものも共存するのが普通です

時々それらを整理して良いものだけを残しましょう