迷い

勉強でも仕事でもスポーツでも全てです
行動しないと「何も生まれません」生きていると行動します
今回は何かを始める時の行動で「迷うとき」を考えて見ましょう
人間ですから迷うのは当たりまえなんです

「迷う前に行動しろ!」って言いますが?

ビジネス書などには「迷っている暇があったら行動しろ!」
的なことが多く書かれています。がしかし迷わないで行動はできません
「迷う」と「考える」は違う言葉です。まず同ように使わない事。
そして思いっきり迷ってから行動しましょう。それが「決断するとき」

迷いの根本をしっかりと考える

人生に迷いはつきものですが「何のことで迷っているか?」
ザックリで良いから分類しておいた方が良い

端的に言うと
● お金のこと
● 肉体的なこと
● 精神的なこと

この3つに分けておく
その中でも
「緊急性を要するものとそうでないもの」

この部分を整理すると
変な言い方ですが気持ちが楽に迷うことができます

迷う前に行動はありえない

迷うときは選択を迫られているときです
白か黒とかハッキリしているものなら迷わない

先ずお金のこと
これは自分の経済的なことです
例えば
車の購入を考えているとき
どうしても乗りたい車が欲しいけどお金をどうするか?
一括で支払いが出来る人は迷いません

車のローンを組むのか
最近では車もサブスクリプションと言う方法もあります
「どうしても欲しい」と言う部分に重要なキーワードがあり
予算に合った車で良いなら
年式とか車種とか色とか性能とかで迷うと思います
つまり
迷う部分が違うということです

昔の私なら無理をしてでも
「欲しい車をローンを組んででも手に入れていたと思います」
今の私なら無理せず
先ずは車を買うお金を稼いでから手に入れるでしょう
何故なら
過去に無理してローンを組んで、生活費を削ってしんどい思いをして
欲しい車に乗っていても楽しくなかったからです

車を買うお金を作るために必死で働いて車を買えばキット楽しいはずです

決めなければならないから迷う

病院で血液検査の数値の中性脂肪やγ-GTPが高めだったとします
「薬を飲むほどではないが食事の内容や運動することを医師から言われた」

ある意味、まだ病気が発祥したわけでないから安心できます
そこで
これ以上悪くならないためにも医師に言われた通り
先ず食事の内容を考えます
牛肉はカロリーが高いから鶏肉にしよう
野菜は多めにしなければならない
など
毎日考えます

運動も仕事だけでは運動にならないから
ウォーキング?ランニング?ジムへ行く?
これもなにかしら考えます

ここで重要なのは
すでに血液検査の結果であんまりよくないから
食事制限や運動をしなければならないことが前提(決まっている)です
もし
普段から身体のことを考えて
食事のバランスやカロリーを意識して
運動も毎日筋トレやウォーキングをやっていれば
おそらく血液検査の結果は問題なかったかもしれません
つまり
食事制限と運動=これをやらなければ病気になることが決まっている
そう言っても過言ではない状況になってからやるのと

予防的に自分自身の意思で積極的にやるのとでは
食事の内容を選ぶときも運動を選ぶときも楽しさが違います

強制的に迷うのと楽しく迷うのでは精神的にも違います

何のために決めるのか?

先ほどの血液検査の続きになりますが
病気にならないための食事や運動です

ただ
「医師から言われて決める」のと「自主的に決める」のとでは
どちらが決めやすいかと言うと
実は
医師から言われて決める方が決めやすいですね
特に肉体の予防的な行動を決めるのは
元気な時ほどやらないですからね

しかし
過去の私の経験上
医師から言われてからやるのは精神的にも辛いししんどいです
食事も運動もあんまり楽しくありません

今の私なら自主的に肉体が壊れる前にしっかりと計画を立てて無理をせず
食事も運動も楽しくメニューを組み立てます

決断したら周りは見なくても良い

自主的に決断したことはどんなに小さくても大きな意味があります
これは単純なことで
自主的と言うことが最も重要な部分です

誰かに言われてから行動すると「なんかつまらない」となりますし
もう少し言うと「なんであいつに言われなアカンのか?」とかなります

そういった事にならないためにも自主的に先先行動しましょう
その時に
目的を決めて目標をこなしていくプロセスと同じです

仮にダイエットをするときに
「来年ハワイへ行って美ボディーをSNSにアップする」
という、ちょっとしょうもない目的でもいいです

そのためのダイエットの目標設定をしますね
最終的に10キロ体重を落として筋肉をつけて健康的な体にする
先ずは1ヶ月2ヶ月…半年、1年後となるのですが
食事はどうするのか?運動は筋トレも含めて何をするのか?
具体的に計画を立てる時に、たくさん迷うのです
迷って迷って決断してから行動ですね

その方がやる気は増します、意思がより強くなります
意思が強くなれば邪(よこしま)な情報も気にしなくなるのと
何より
目的があるのですから楽しく目標をこなしていけます

すべては糧にして次の行動に活かす

目的と目標を決めて決断して行動しても
駄目だったときは必ずあります

「自分自身に負けた」みたいに言う人が多いですが
確かに決断したときの意思は強かったのですが
思った以上にキツイ
成果が出ない
お金が続かない
など
「目的達成あとわずかだったが届かなかった時」はあります
しかし
それは計画を立てる段階で自分自身を過信しすぎていたからです
自分の意思の過信は良くありません

意思=今の自分の能力だと思いましょう

目標設定で意思を高く評価すると無理です

かといって低すぎるのは良くないです

ギリギリできるか?できなか?ぐらいを目標設定しましょう
仮に
それで出来なかったら
次また挑戦すれば良いだけです

ギリギリできなかったのですから
もう少し能力を上げることに努力できます

あんまり目標設定を下げ過ぎるのは良くないということです

迷うことで知識は身につく

ここまで書いてきたことから
人生は迷うことだらけだということもわかるし
人生迷わないのは即決断できる能力(経済力も含めて)があるということです

迷うことを少しでも減らすために日々学ぶと考えましょう

つまり
迷っているときは知識を吸収しているときです

知識はインプットしてアウトプットですね
それが行動です

まとめると
迷いは突然やってくるように思えるが
実は必然的に迷うことになることをやっている
つまり
目標をしっかりと定めていないから迷う
仮に
目標が「100歳まで社会貢献できることを証明して生きる事」
目標は「100歳まで健康年齢を維持して一人で歩き買い物して食べて生活する」
だとしたら
自ずと今やるべきことが決まるし迷いも生じない

最後に

七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)と言う仏教の教えがあります

七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)
仏教で釈迦以前に存在したとされる六人の仏と
釈迦を含む七人の仏が共通して説いた教えを
一つにまとめたとされている偈(げ)※1
※1(仏の教えや仏・菩薩の徳をたたえる韻文の形式)

諸悪莫作(しょあくまくさ)(すべて悪いことはやめましょう)

衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)(善行につとめましょう)

自浄其意(じじょうごい)(自ら心を清らかにたもちましょう)

是諸仏教(ぜしょぶっきょう)(これが諸仏の教えです)

過去記事でも書いています

今回の記事の根本的な部分でもありますが
口先だけで良いことを言っても行動しなければ意味がない
しかし
ちゃんと行動しないと意味のない行動で他人に迷惑もかける
ならば
しっかりと自分自身の中で迷って迷って整理してから行動せよ

今の私はそういう考えです