むしあわび

アワビは高級食材ですね
温泉に行ったときとか記念日に
レストランで食べたりはするかもしれません
アワビの食べ方はたくさんありますが
蒸しアワビがとても美味しいと感じます
難しいレシピではなく蒸しアワビを美味しくするポイントを考えます
【おせちにも欠かせない】アワビです

アワビがおせちに入っている理由

アワビの情報は意外と少ないかも知れません
それは
普段あまり家庭で食べることは少ないからですね

そうなると重箱に入っているアワビは気になるし
何でアワビが重箱には必要かって話です。

重箱にはおめでたいものを入れますが
アワビは長生きする貝で15年から20年生きると言われています
つまり
不老長寿の象徴ですね
それと
昔から貴重だったアワビは神様などの供物として贈答する習慣があり
天皇家の祭事には欠かせない物でした

熨斗(のし)アワビも有名ですね。
「のし紙の右上に書かれている部分」の熨斗です。
紙では絵で描いていますが、のし袋などは分かれているものもあります
その「熨斗」に包まれているのが干して薄く伸ばしたアワビだそうです

 

まあ、おめでたいアワビですがおせちには入れておきたいですね

家でおせちを作るのもメンドイですから
今のトレンドでもある「おせちは作るより買う」がイイですね

アワビはチョット奮発してお店で買って煮るなり蒸すなりしましょう

 

アワビの刺身と蒸しアワビで味は驚くほど変わります

アワビの刺身

日本で捕れるアワビは
クロアワビ、エゾアワビ、マダカアワビ、メカイアワビの4種類です
その中でクロアワビとエゾアワビの2種類が主流ですね

日本全国で捕れますが
海水浴などでちょっと潜って捕れることはありません
潮干狩りの時にも捕れません
ある程度の深さの岩場に生息しています
仮に素潜りで見つけても
勝手に捕ると密漁に抵触する恐れがありますから気をつけましょうw

アワビは赤と青で区別されることが多いですが
青は黒っぽい色でクロアワビですね
生で食べると身は固めで値段も赤アワビより高いです

赤は白っぽく黄色がかっていてメカイアワビですね
生で食べると青よりは柔らかく値段は青より安いです

注意点は
赤が雌で青が雄と言うのは間違いです

アワビの肝が
白色っぽいのが雄で
緑色っぽいのが雌です

結構多くの人が間違われいるようです

刺身で食べる場合は青と赤でははっきりと違いがありますね
味はお好みですから、美味しいと思う方が美味しいのです
肝は2月~5月に捕れたもので
食べすぎた場合のみ食中毒を発症する場合があるようです

二枚貝のような貝毒はありません

あまり神経質にはならない方が良いと言うことと
肝ばかり食べすぎないことですね
(1度に10個とか20個とかね、たぶんそんな人はいないと思いますがw)

刺身は磯の香りがしてコリコリと美味しいのですが
個人的には蒸しアワビの方が好きです

貝類は生で食べるのと火を通すのとではコロッと味は変わります
食感に弾力が出て口の中に凝縮された旨みが広がるのが大好きです

もちろん好みですから一概に蒸しアワビが絶対に旨いとは言いませんがね

煮あわび

蒸す以外にも煮るのもお勧めでです

中華料理で蒸しアワビを使うなら缶詰です

中華料理では蒸しアワビの缶詰をよく使います

これが絶妙に旨いですね
蒸し汁と一緒に缶詰になっていますから汁も一緒に使います
アワビのスープとかにはこの蒸しアワビの缶詰の汁をたくさん入れてます

前菜などでは缶詰からだして切って盛り付けるだけですが
裏技で美味しくするには缶詰を開けていない状態で蒸し器に入れます
かなり熱くなりますから開けるときは冷ましてからですが
これをすると更に柔らかく旨みが増しますね

やっているお店はやってます

アワビのうまに

炒め物などに使う時は薄く切ってあんまり炒め過ぎずに
オイスターソースなどの味付けがベストです
その時レタスと一緒に炒めると美味しいですね

生アワビを蒸しアワビにする場合は
殻から外さずにそのまま蒸し器に入れる方法と
殻から外してスープに味付けしてラップをして蒸し上げる方法があります

殻から外してスープに入れた方が柔らかくスープにも味がついて
その後の料理に使う場合メリットがあります

煮込み料理などに使う場合も1度蒸し上げて
アワビを厚めに切って切り込みなど入れて
蒸しスープを一緒に煮込むことをお勧めします

紅焼(ホンソー)醤油煮込みが美味しいと思います

煮込んでアワビ飯とか旨いですね

あわびごはん

 

やはり缶詰を使うのが味も安定していてとても使いやすいですね
ただし
缶詰のアワビはとても高いですよ

高いだけの価値は十分にあります

20年前の倍以上の値段になっているのは希少価値も高くなってきています
まだ食べたことない人は記念日などに奮発しましょう

最後にまとめ

アワビははこれからもっと高級食材になる気がします

今でもかなり高いですがこれから先もっと高くなるのなら
今のうちに食べておく価値はあると思いますね

蒸しアワビの缶詰はホント感動します