イカ焼き

イカ姿焼きはお祭りの屋台やイベントなどでよく見かけます
イカポッポも屋台などののれんに書いてますよね

イカ姿焼きとイカポッポの違いって知ってましたか?

これが意外と答えられる人が少ない(独自調査)

ただね
違いを知ってもイカ焼きはイカ焼きなんですがね

イカ姿焼きをイカポッポと呼んでも間違いではない

最初に言っておきますが
新潟県発祥、関東以北に多いポッポ焼きとは関係ありません
実はポッポ焼きと言うお菓子ですが私も最近知りました
関西ではおそらくカラメル焼きと言い
形は違いますが同じような製法のお菓子です

お祭りの屋台などで見かけます

と言うことでイカポッポの話に戻します

イカポッポは青森県の郷土料理?説が有力ですね

東北から北海道ではイカポッポとかポンポン焼きとか
ポンポンからポッポへと語数が減っていくパターンのような気がしますw

イカの皮がポンポンと音を出してはじけるところから
ポッポ焼きとなったと言う説もありますが
言葉の語源は定かではありません

問題は作り方ですね

イカポッポは新鮮なイカだから出来る料理です

イカ焼き

イカのゲソをワタごと引っこ抜いて軟骨を取り除き
胴を綺麗に洗ってその胴の中に
ゲソを切ったものとワタとネギを甘辛く炒めたものを詰めて
胴の口を串などで閉じて
網やフライパンでコンガリと焼いたものがイカポッポです

ここまで書けばもうお分かりですね

イカ姿焼きはゲソまでは焼きますがワタは取り除かれています

ワタを食べる事が出来るイカは新鮮です

ワタの独特の旨みがありイカ本来の美味しさがを味わえるのが
イカポッポではないかと思いますね

イカ姿焼きはお祭りなどの屋台でも多く見かけますが
ほぼ冷凍の串に刺してある半加工品です

ちょっと敏感なことを書きますと
真夏の暑い時のお祭りやイベントでのイカ姿焼きは
人混みの玉砂利からのホコリまみれの中で焼かれるイカ焼きですが
衛生的にどうのこうの言う人はあんまりいませんw

逆にあの空間で食べるイカ姿焼きが美味しく感じます

まあ冷凍のイカですから品質に問題はありませんがね

それと
イカ姿焼きをイカポッポと書いているお店もあります

つまり
郷土料理のイカの胴にゲソやワタを詰めなくても
イカ姿焼きがイカポッポとなっているのも現状ですから
名前にこだわらずに美味しさと値段にこだわりましょうかね

イカ姿焼きとイカポッポの味付けの決め手

本格的にイカポッポに挑戦するなら
新鮮なイカを買ってきて丁寧に作ることをお勧めします
ワタが入りますから甘辛い濃い目の味が好いでしょうね

イカポッポ、そして普通のイカ姿焼きは
通常甘辛い醤油と砂糖が基本のタレです

焼き鳥のタレ焼きの感覚で作りましょう

タレは酒、醤油、砂糖、味醂などを基本に
自分で作っても良いですし
市販の焼き鳥のタレとかを使うのが簡単ですね

ポイントは
網で焼くときもフライパンで焼くときも
先ずイカを素焼きすることです
塩やコショーは要りません(イカには少量の塩分が含まれています)

素焼きが8割がた出来た時点ででタレを入れましょう
(網ならタレにつけて網に戻すですね)

最初からタレに漬けこんだりすると焦げます

タレを入れてタレが絡んだらOKですが
コンガリ程度で焦がさないように注意ですね

お皿などに盛り付けてから
更にタレをかけるとしっかりとした味付けになります

イカは焼くととても香りが良く香ばしいですね
決め手はやはり甘辛い醤油ベースのタレがベストだと思います

イカ姿焼きのアレンジバージョン

いかすがたやき

新鮮なイカが手に入りポッポ焼きも良いけれど
ワタは塩辛などにしたいと思う人もいます

ワタはワタで別に食べて

身はあっさりと塩で食べたい人もいると思います

新鮮なイカだったらそれが可能ですね

 

ポイント

ただ
姿焼きとなると食べにくいですから
身とゲソも食べやすい大きさに切って
フライパンなら
オリーブオイル、ニンニク、塩で炒めてレモンとかが美味しいですね
網で炭火で焼く場合は
イカを切って串に刺して塩、コショーで焼いていくと美味しいと思います

塩味にするときは酒の肴感覚で新鮮なイカで楽しみましょう

 

最後にまとめ

最近はスーパーでもイカ姿焼き、イカポッポとして
焼いてタレがかかったものが売っています

家で焼くと意外と手間がかかりますからね

とにかくイカ姿焼きでビールを飲みたい人は
加工されたイカ姿焼き、イカポッポをお勧めします