えびぎょうざ

エビ餃子を家で作る前にエビ餃子を食べて味を知る

それからレシピを見てポイントを探す

これらの流れは料理を作る基本です

エビ餃子は家でも作れます

レシピを見ただけでは難しいと思いますが
ポイントを押さえて練習しましょう

エビ餃子とエビ焼売は違います

エビ餃子は「蝦餃子」(シャーチャオズ)となりますが
日本のお店では「ハーコー」と呼んでいる人が多いですね

広東語の日本語版の略した感じですw

ネイティブ中国語は難しいw

このエビ餃子は焼かずに蒸して食べる点心です

エビ焼売と言うのもありますがこれも同じく蒸して食べる点心です

こちらがエビ餃子

えびぎょうざ

こちらがエビ焼売

えびしゅうまい

エビ餃子とエビ焼売の違いからレシピのポイントを探る

エビ焼売は前回書いた肉焼売のエビバーションです

エビに豚の背脂を入れてフードプロセッサーなどでミンチにして
玉葱とかお好みの野菜を入れて塩、コショーなどで味を整えて
焼売の皮で包んで蒸し上げる
(トッピングに小さなエビを乗せるとお洒落です)

エビシューマイ

ではエビ餃子は

1つめ

エビは大きくても小さくてもかまいません
種類は購入しやすいものや冷蔵庫、冷凍庫にあるもので大丈夫です
(ただし、エビによって味は異なります)
※下記記事を参照してください

このエビをフードプロセッサーにかけずに
包丁で細かく叩き粘りを出します
この時に粘りを強くするために少量のイカを入れても良い
(隠し味程度です)
更に背脂も一緒に包丁で叩きエビを混ぜます

この包丁で叩くことが1つめのポイントです

フードプロセッサーだと細かくなりすぎます
包丁で叩く意味はある程度のエビの形を残すためです
(食感が全く違います)

包丁で叩いたミンチが出来たら
ボールに入れて
味は塩、コショー、砂糖(微量)、生姜みじん切り、白ネギみじん切りです
ごま油も香り付けで入れましょう
野菜は竹の子と椎茸のみじん切りなどが定番ですね
そして
卵白と片栗粉を繋ぎとして入れて
とにかく捏ねて粘りを出します冷たい方が粘ります

出来上がれば冷蔵庫で更に冷やし固くしておきましょう

2つめ

エビ餃子の皮がとても重要です
エビ餃子は蒸し上がった状態で中身が透けていなければなりません
透明になる皮にするには浮き粉が必要です

浮き粉は熱湯を加えながらへらなどを使い混ぜていきます
この時、塩、ラードを一緒に入れましょう
熱湯は少しずつ入れていくのがポイントです
耳たぶぐらいの固さになるのがベストです

浮き粉で皮を作るのが2つめのポイントです

皮は本来中華包丁で押さえつけて薄くしますが
家庭なら製菓用の平べったいへらなどでも代用できそうです

浮き粉を熱湯で練り小さくカットして包丁かへらで薄くする作業は
正直、最初は出来ません練習は必要です

コツは片栗を打ち粉にして包丁やへらにひっつかないようにすることです

なんとか薄くできたらエビ餃子の餡を入れてヒダヒダを作って包むだけです
(この包む作業も練習が必要です)

コツは
ヒダを作る時の支点となる親指を
最初のポジションから動かさないことです

と言ってもキット最初はできません
(自分なりに納得いくまで練習すればできるようになります)

包むことが出来たら蒸し上げるだけですね
強火の蒸気で約7分で出来上がります
(通常の大きさでです)

市販の整形したエビ餃子を買うのをお勧めします

今回は家庭で作るならこうしたら簡単だよ的な事は書きません

何故かと言うとエビ餃子は簡単に作れる方法はありません

家庭で作るのはハードルが高いです

ただ
挑戦し続けて要領を掴めば難しくはありません
手間はかかりますがね

それらを考えると市販のエビ餃子が売ってますから
それを買って家では蒸すだけの方が効率も良いし美味しいです

通販でも買えますからね

冷凍のものが多くて食べたい時に食べたいだけ蒸せますから
その選択をお勧めします

最後にまとめ

お店で作られているものには原則として付加価値があります
(たまに金額と付加価値がずれている時はありますがね)

それは設備も違うし熟練したプロの技も入っています
もちろん秘伝の味とか隠し味もあるかも知れません

家庭では近いものは出来ます
場合によってはプロ顔負けのものもあるかも知れませんね

私の思いは家庭では家庭の愛情の味で十分だと思います