親子丼

食材や料理の秘話だとかコツを書いていますが今回は親子丼です

親子丼は日本人なら誰もが食べ慣れた丼ですね
レシピなど見なくても作れるはず

このブログでは細かなレシピは書きませんが
これは押さえておきたい掴んでおきたいコツは書きます

高級親子丼でなく簡単に出来て美味しい親子丼のコツを考えます

親子丼もそうですが卵を使った丼は日本人は好きです

諸説ありますが
鍋料理をした後にご飯を入れて卵でとじる食べ方が原点だと思われてます

その原点は今だに、おじやだとか雑炊として鍋の〆で食べたりまします
鍋の〆でなくてもなんとなく食欲のない時や風邪をひいた時などは
おじや、雑炊は作って食べますね

そして
鍋料理のお店でも〆は雑炊を提供しているところが多いですね

ただ
大昔は汁ものに飯を入れて食べると言うのは
店の品格が落ちるからメニューとしては出さなかったようです

今はそんな名残は少なく
汁物にご飯でもラーメンにご飯でも何でもありです
旨ければ上品とか下品とかは関係ないですねw

まあ、見るからに汚いものは嫌ですし、食べても美味しくないね

そして親子丼ですが
鶏肉と鶏卵を使えば味以前に親子丼です

一般的には

鶏もも肉と胸肉を程よく混ぜて小さく切って
割り下、もしくは酒、みりん、砂糖、醤油などで煮て
ネギとか玉葱とか入れて卵でとじれば出来上がりです

海苔とか三つ葉が美味しいです

あえて詳細なレシピは必要ないと思いますw

最近は特に調味料の醤油、砂糖、味醂や料理酒は使わずに
市販の〇〇の出汁とかタレとかを使うのが主流になりつつあります

親子丼もすき焼きのタレとか煮物の出汁とかで作れば尚レシピは要らない

そういう時代ですよね

親子丼は日本人だけが好きではない

親子丼とか他人丼とかかつ丼もそうですが
卵が入る丼の原点は鍋料理にあると話しましたが
これは日本以外にも世界中で同じような料理はあります

リゾットなどは正にそうですね
韓国にもケランチムがあります

ただ
アメリカはライスの上に何でも乗っけるが好きな食文化なのに
生卵や半熟玉子には敏感です

最近は和食が流行っているから食べる人も多いとは思います

そして親子丼は鶏肉と鶏卵だけではないですね

別の親子丼という名前で登場するのが

サケイクラ親子丼

鮭とイクラとかサーモンとイクラとか
鮭フレークとイクラですね

サケフレークいくら親子丼

親子といえば親子です

とは言うもののそれ以外の親子丼もあるようですが
あんまり見たことも聞いたこともないです

無理に親と子を一緒に食べなくてもイイということでしょうかw

食材の相性ですね

鮭とイクラの親子丼は相性というか
丼にしなくてもそのままご飯と食べても美味しいです

そうなると重要なのは卵ですね

卵はどんな料理にも合います

他人丼は主に牛肉かな?イヤ豚肉でも他人丼ですね

かつ丼にも卵ですし

木の葉丼とか京都の衣笠丼とかも卵です

つまり

卵でとじるところに重要な料理レシピのコツがあります

 

鶏肉の具材にほぼ火が通った時に
弱火にして溶き卵を流し込むんです
そして弱火のまま卵に火を入れすぎないように固める

そうするとフンワリした親子丼ができます

他の卵とじの丼でも同じことです

ポイント

そしてもう一つ重要なことは
必ず1人前ずつ作ることです

 

 

4人家族ならまとめて4人分作りたいですが
丼用の平鍋で1人前の出汁と1個の溶き卵でフンワリ仕上げます

めんどくさいようですが
鶏肉は4人分出汁で煮込んでおけば大丈夫です

卵でとじる段階で1人前ずつ分けるだけです

1回1回鍋を洗う必要もないので
4回に分けてもさほど時間は変わりません

おそらく120秒ほど調理時間が増えるだけです

味付けや鶏肉はお好みで我が家の味が美味しいですね

最近は卵でとじて更に黄身を乗せる人もいます

親子丼黄身のせ
日本人はこういうのがとても好きなんでしょうね

よくやるのが唐揚げで親子丼です

から揚げ親子丼

唐揚げを多く作り過ぎた時のリメイクで十分美味しいです

最後にまとめ

親子丼はなんとなく懐かしい響きでもあります

子供の頃は月に数回は食卓に出てくる定番でしたね

お店でも賄の定番でもありました

高級店へ行けば凄い値段の親子丼が食べれますが
値段だけの値打ちはありそうです

まあ、家庭では出来るだけ安い材料で美味しく作りたいですね

ちょっとした一手間が美味しくなりますよ