煮しめは日本料理の中での家庭料理と位置付けられるようですが
全国各地で材料も煮る方法も呼び名も違いがあり
その種類は各家庭ごとに違うと言っても過言ではありません

ただ
節句料理やイベント、冠婚葬祭でも出されますから
プロが作るものにもこだわりがありますね

意味も含めて煮しめの種類などを見ていきましょう

スポンサーリンク




節句料理には欠かせない煮しめを探っていきましょう

煮物の汁気をなくなるまで煮る調理法が「煮しめる」です
その調理法がそのまま煮しめ、お煮しめとなった訳です

煮しめと聞くと、野菜、根菜類を主とした煮物をイメージして
見た目も茶色くて少し地味な感じもします

関西地方では色目は薄く出汁を効かせた上品な仕上げ

関東地方では煮汁を無くして照りを出した仕上げ

そのような雰囲気を感じているのではないでしょうか

日本全国郷土料理はありますがその中でも煮しめは
どの地方にもある料理の一つですね

節句料理をはじめ、年中行事のイベントでは
数ある料理の種類の中に必ずと言って良いほど煮しめは入っています

「和食」が一番に浮かんできますよね

*筑前煮、がめ煮、芋煮、は上位ランキングです。

煮しめの種類別の意味は

*昆布巻き(よろこぶ)
*里芋煮 (子宝を願う)
*蓮根(将来、観通せますように)
*芽出しくわい(芽が出ますように)
*牛蒡(根を張って生活が安定しますように)
*椎茸(傘が開いたもの(陣笠に見立てて)元気でいられますように)
*手綱こんやく(心を引き締める意味。良縁がありますように)
*梅花人参(梅の花は実を結ぶことから、良縁がありますように)

(山の幸を使い家内安全であるとか良縁を祈願するとかの意味があります)

などは喜び事で重箱に入れたりします

このまま全部一緒に煮しめにすれば筑前煮になる気もしますがw

おめでたい時の煮しめなので意味をしっかりとかみしめて食べたいですね

プロはさほど難しいことはやっていません
飾り包丁なども入れて美しく別々にして丁寧に料理すると尚喜ばれます

例えば蓮根なら穴のふちに添って丸く切り込みを入れて花蓮根にしたり
人参なら梅の花の形に包丁を入れる(型抜きでも良いと思います)

里芋なら皮を厚めに六向剥きした後、とがっている角を面取りする
くわいも同様ですね

昆布巻きなら中に、ニシンとか鮭、ししゃもなんてのも美味しいですね

普段の食事ならザクザク切ってササット全部一緒に煮しめにしても良いですが
おめでたい時は時間があれば気持ちを込めて少し手を加えると
プロ顔負けの煮しめが出来上がります

家族で「これは綺麗な形」「これはちょっと花びらが小さいとか・・・w」
会話も弾んで楽しいですね

スポンサーリンク





煮しめはツイツイ多めに作っちゃうけど日持ちはするのか?

ありがちなのが煮しめの場合作るとき、ついつい量が多くなることです

それは人参や大根、イモ類、根菜類など、丸ごと全部使い切りたい
そうなると思っていたより出来上がりが多くなりがちです

一日で食べきれないから翌日ぐらいまではまあ、問題ないでしょう
でも、同じものばかり食べていると飽きるし良い方法はないか?

煮しめは作ってしっかり冷ましてから冷蔵庫で2日程度は大丈夫
それ以上保存したい場合は冷凍してしまうしかないですね

その時冷凍の保冷パックに小分けにすることをお勧めします
(ラップでもキッチリと包めば大丈夫)
食材別に80g前後に分けるて出来るだけ薄くすると良いと思います

少量に分けることで次回食べるときにそのまま煮しめとして食べるのか?

違う料理に変身させるという選択肢が生まれます
リメイクと言うやつですね

椎茸とか人参とか牛蒡とか細かく切って
かき揚げにするとかオムレツに混ぜ込む、チャーハンに入れるとかね

冷凍保存なら2週間ぐらいはさほど品質劣化はないです
(家庭用冷凍庫で冷凍すると野菜は若干、食感や栄養価は変わります)
仕事で忙しかったり時間を節約したい時は
あえて多めに作って冷凍保存すれば次食べたい時にそれを利用して少し楽をする

そんな方法もありかと思います

煮しめは和食ですが洋風っぽくできないのか?

和食の煮しめは無難ですし味も想像できますから
大人も子供もなんとなく安心して食べることが出来ます

そうはいっても先ほども書きました煮しめばかり多くは食べれません

蓮根、牛蒡、人参、里芋、椎茸、コンニャクなどを使って

洋食風ならコンソメの出汁を使う

ゴルゴンゾーラソース(ゴルゴンゾーラチーズ、生クリーム、バターetc)にする

ディップソースで食べる
(生野菜以外でも根菜類など塩、コンソメで煮込んだ物など美味いですよ)

など

中華風なら中華の出汁を使い香辛料など多く使う

中華の場合、基本和食の調味料と同じです
ニンニク、生姜、豆板醤、甜麺醤(テンメンジャン)など
香辛料を使うことによりピリ辛であったりスパイシーな味わいになります

見た目は和食の煮しめだけどいつもと味が違うと楽しめます

普段の食事の煮しめ以外に洋風や中華も作っちゃいましょう

まとめ

煮しめは各家庭でこだわりの作り方があると思います
それが家庭の伝統で孫子の代へと引き継がれていきます

最近はそう言った味が無くなりつつあります

昔ながらの我が家の味を残すのに
煮しめはとても良い料理だと思います

Amazonで便利に賢くお買い物


投稿者プロフィール

ikuzo001
ikuzo001
長年中国料理を研究しながら職人でもあった目線から「食」に関する事、そこから見えてくるもの、そして「人生」も色々考えちゃうサイトです(#^.^#)
人生はコツコツとやりたいことをやり続けるのが重要ですよね
100歳以上生きる時代を頑張ります