さばのしおやき

鯖の塩焼きが鯖料理で大好きな人はとても多いのです

夕食に鯖の塩焼きがあると日本酒も美味しいものです

鯖の塩焼きのレシピは今更見るまでもないけれど
重要なポイントがあります

多々あるレシピではあまり書かれていないことです

そのポイントさえ掴めば鯖の塩焼きが更に美味しくなります

鯖の塩焼きの塩加減の秘密

日本近海で捕れて市場に出回る鯖は
マサバ、ゴマサバなどが有名ですね

回遊魚ですから世界のどこかで捕れるわけですが
日本では秋から冬が旬です

生鯖も多く出回り最近では鯖の刺し身も売っています
昔では考えられませんでしたが流通形態の進化のお陰ですね
〆鯖にしても美味しいですがアニサキスなどには注意が必要です
下記記事を参照してください

脂の乗った鯖を焼いても煮ても美味しいのですが
シンプルに塩焼きがとても人気がありますね

鯖のお弁当でも塩鯖が多く使われます

余談ですが
鯖の頭に近い身と尻尾の方に分かれていたら
意外と尻尾の方の身を選ぶ人が多いようですw

さばのしおやき尻尾

私もその一人ですが
頭に近い身の方が脂が乗っていて美味しいのは分かっているのですが
小骨が多く(腹骨)あるのが不人気の理由でもあります

ただ
鯖の塩焼きを食べるなら半身ぐらい一人で食べれるし
フィレ状態でも手頃な大きさの半身状態のものを買うと思います

レシピの重要なポイント

さば生

生鯖の半身状態の大きさが20㎝ぐらいなら重さは100g前後です
その時の塩加減がとても大事なポイントです

ちょっと多めの4gぐらいを目指しましょう
(通常焼き魚は2%から3%と言われます)

満遍なく皮目も骨の方にも塩をします
そして20分は置きましょう

塩ふりは鯖を焼く20分前にします
塩ふりして20分置くとドリップが出てきます
そのドリップをペーパーで拭き取ってから焼きます

このドリップを拭き取る作業も重要ポイントです

魚焼き器、グリルなどで焼くのがベストですね
焼いている時に脂が落ちる焼き方が良いですね

塩の種類のポイント

塩は
食塩、精製塩、食卓塩、天然塩などがあります

海水から作るのですが
不純物を取り除く際にミネラルやニガリ成分も取り除かれてしますのが
通常の食塩、食卓塩とか精製塩です

魚を焼くときは出来れば天然塩を使いましょう

焼きあがった時の風味が違います

ちなみに岩塩と言うのもありますが
鉄分やカルシウムの成分が多すぎて魚料理には不向きです

魚料理にはやはり海水から作った天然塩ですね

天然塩は他の料理でも使えますから
使いやすいサイズの天然塩を買っておきましょう

そして
先にも書きましたが
鯖の場合は少し塩が多めの方が甘味が出てきます

鯖の大きさも家で焼き易い大きさを選んで
塩加減を丁寧に調節して鯖の塩焼きに挑戦しましょう

最後にまとめ

スーパーでは冷凍の鯖も売っていますが
生の鯖が売っている時は生の鯖を買いましょう

少しの手間もかかりますが
焼きあがった時の感動と食べた時の美味しさは全く違います