ブフカツ

ビフカツ、ビーフカツレツがなんとなく懐かしい気がします
トンカツを食べる機会は月一以上はあるな

しかしビフカツ、ビーフカツレツは最近食べてない

キットそういう人が多いと思います

それはね、トンカツより高いからですかねw

牛肉は安く買えるときもあるし安価の牛肉でも作れる

ビフカツ、ビーフカツレツ、牛カツとも言うけど…

ビフカツもビーフカツレツも同じだと思っていませんか?

ビフカツと呼ぶけど正式にはビーフカツだよねw
じゃあビフテキは?ってことになりますが
ビフカツとビーフカツは同じです

関西か関東かは分かりませんが誰かがビーフの発音を
ビフと聞いたからそのように伝わったのでしょうw

ではビフカツとビーフカツレツはどうなんだ

日本では同じものだと考えても良いのですが
ちょっとメンドクサイ私はw
ビーフカツ、ビフカツは
牛肉にパン粉をつけて油で揚げた日本料理

ビーフカツレツは
フランス料理のコートレット(カツレツ)で
仔牛の牛肉にパン粉なでをつけてフライパンで焼き揚げる西洋料理

このように一応区別はしたい

ただ、別の意味でメンドイので
ビフカツもビーフカツレツも同じだと言うことにしましょう

ちなみにビーフカツレツは仔牛と言う高級食材でなく
まあ普通の牛肉でも同じ調理方法(コートレット)なら
ビーフカツレツとなります

カッコよくお洒落にネーミングするなら
フランスがコートレット
イタリアがコトレッタ、コストレッタとなります

ビフカツは関西、近畿圏から伝わってきたのか

日本にコートレットの料理が伝わり
ビーフカツレツ、ビフカツとなった訳ですが
その時代は明治時代だとされています

ビーフカツレツは高級でお洒落な食べ物
西洋文化の始まりでもありますね

しかし大正時代に入り牛肉は高級でもあり
関東の人は牛肉より豚肉を好んでいました
そうなるとトンカツになりますね
価格も安いし大衆向けする食べ物となります

ただ神戸や京都、大阪、まあ、関西の人たちですね

牛肉を食べる文化でもあり牛肉のカツが好まれていました
牛肉を油で揚げるビフカツ、牛カツを普通に食べていました

その根強さが牛カツとなって関東に再上陸w
関東でも広がっていきビフカツが定着した感じです

洋食とした入ってきた食文化が
日本の関東や関西で行ったり来たりして
なんか、昔も流行り廃りはグルグル回るんだなあ~と思います

そのビフカツもビーフカツレツも
今は洋食屋さんのちょっと高いメニューとして
それなりにまた、人気が出てきているようです

食べログのサイトなでで詳しく紹介されています

ビフカツとなるとやはり少し高級な感じです
ヒレを使うと尚更高級ですw
まあ、内ももぐらいの赤身を使っているお店が多いですね

ミディアムよりもう少しレアに近い感じで揚げるのが特徴です
肉厚ってイメージもありますね

それと
カツサンドと言えばトンカツですが
牛カツのサンド、ビフカツサンドはよく見ます
この場合は基本冷めても美味しくなければ駄目ですから
脂身の少ない赤身が多いと言うことになります

カツサンド

 

ビフカツ、ビーフカツを家で簡単に安く作りましょう

どうしても食材の原価が高いだけに高級な食べ物ですが
家庭でも少し安く見た目は違っても美味しければ良いじゃん・・・

と言うことを考えてみました

牛肉は2パターンあります
特売品とかお勤め品を狙う
その場合外国産が多いのと
サーロインとか肩ロースのステーキ用になります
たまに、赤身のももブロック(ローストビーフ用)とかあります

とにかく今回は安く作るのが目的です
ステーキ用はビフカツ、ビーフカツレツで使えます

もう1つは
スライスの牛肉です
スライス肉を重ねて「ミルフィーユカツ」にする
これが一番安くつきます

ステーキ肉などの場合筋きりをして肉叩きなどで薄くのばしましょう
下味も忘れることなく

スライス肉の場合は
下味をつけて間に小麦粉をまぶして剥がれないようにして
あまり分厚くしないで1㎝弱ぐらいまでにしておきましょう

後は小麦粉、卵、パン粉ですが
パン粉はドライパン粉で細かいのがベストです

そしてフライパンでコートレット(焼き揚げ)にしましょう
サラダ油でも良いしバター、マーガリンでも良いです

ポイント
牛肉をあまり分厚くしないのは焼き揚げにするためです
流石にレアとかミディアムレアにするのは難しいですが
焼き揚げならミディアムぐらいでもすぐに火が通ります

大量の揚げ油も用意しなくて良いし
ある意味カロリーOFFです

 

小麦粉と卵、パン粉をつけるとき
バッター液でも良いかも知れませんね
それについては

*豚肉の料理で一番に思いつくのは、とんかつだ!
の時事を参照してください
38年ほど昔の話ですがw
京都の繁華街(寺町、錦小路)にビフカツのお店がありました
たしか「わらじカツのお店」「ムラセ」でしたね
つまり肉を叩いて薄くのばして大きなわらじのようなビフカツのお店
それが流行っていましたね~(今はもう無くなったようです、寂しい)
(余談ですいません)

そして最後にソースです

あくまでも今回は安く作ろうと言うことです
安いから不味いでなく安くて美味しいです

手っ取り早くトンカツソースでも良いのですが
市販のデミグラスソースが良いですね
もしくはハヤシソースとかイタリア風のトマトソースとかね

1からワインとか砂糖、醤油、バターなどで作るよりかは
確実に美味しいですw

チョット手を加えるなら市販のソースに
ワインとかスパイスとか入れると良いでしょう

しっかりした味付けが牛肉には合います

特に薄いビフカツ、ビーフカツレツなら
なんとなく懐かしい気がすると思います

最後にまとめ

ビフカツ、ビーフカツレツは私は懐かしい食べ物のような気がします
今風の分厚くて綺麗なピンクい色のレアでなく

薄くてデッカクて濃い目のデミグラスソース
野菜はキャベツたっぷり、というのが私の中のビフカツです

逆に今は、あんまりそんなビフカツは見ないです
尚更懐かしく感じますし、食べたいと思います

家庭なら肉が高級でも少々安い肉でも
作り方を工夫すれば美味しくできます

自分が今日食べたいビフカツ、ビーフカツレツを目指して
イメージを膨らませるところから始めましょう