重要

一大事は禅語です

その意味は
単純に大変な時とか緊急の時に使う言葉だけではありません

普段使っているから普段使いしても問題はありませんが
少しだけ深い意味を知ればこんな素晴らしい言葉はありません

潜在意識に働きかける言葉でもある一大事を考えましょう

自分で決めたこと今コツコツやるだけだ

以前にも書きましたが
私は特に信仰はないし崇拝しているものもありません

敢えて言うなら我が心を崇拝しているのかも知れないですね

私の事はともか信仰の自由と言う言葉の通り
「あなたはこの宗教でないと駄目」
「崇拝するものはこれです」
もしかしたら生まれた時から決まっている人もいるかも知れません

でも信仰は自由だし自由であるべきだと思います

自由のはずの信仰にひずみが出るのは
自分以外の他人に押し付けるからです

「自分はこの信仰や教えを最高だと思う」
「だからあなたの今やっている信仰は駄目だ」

そういう人がいたらそれは間違いですね

自分の信仰を人に勧めたり流布することは勧誘ですね
勧誘することによって功徳が得られるらしいですが
勧められた人は今まで信じてきたものに駄目だしされたら
とてもじゃないその人を信じられないですね

っと言う宗教の話は置いておきましょう

人は夢や目標は大なり小なり抱いているはずです
それに向かうから歩き続けることが出来きます

それが明確であればあるほど良いと言うことは今までも書いてきました

自分が決めて来た事なんだから
弱音を吐いたり、辛いと思うことはないはずだし
途中で止めてしまったら
その先はないと言うのは誰しもがわかっています

なのに楽な方へ楽な方へ行こうとするのは
イメージが描けていないからですね

時には眼を閉じて自分の将来でも何年か先でも良い頭で描いてみることです

✅ 音楽家なら自分の楽曲で多くの人が感動している姿

✅ 小説家なら自分が書いた本で共感して涙している人

✅ 政治家なら自分の作り上げた法案で喜び救われる人達
など

それを確認したらそれに進むだけです

イヤイヤ、
「自分にはそんな能力はないから誰かが決めたことを忠実に守り
縛られた環境の中で結果を出していく事の方が賢明な生き方だ」

それも否定はしません

その人が決めたことだからです

ただ何もしないで

「なんかいいことないなあ~」

「明日はトキメク出会いがあるかなあ~」

先ず何も起きないどころかヤバイですね

行動を起こさないと始まらないのは常識です

そして出来ることなら全ては自分が決めた事が望ましいですね

この部分に早く気づくことが重要です

一大事(いちだいじ)

よく大変なことが起きた時に「一大事だ!」と使いますが
一大事は「最も重要なこと」という意味です

禅、仏法でもこれは重要な言葉だそうです

死生観の追求でもある永遠のテーマでもある一大事です

生死事大 無常迅速 各宜醒覚 慎勿放逸

しょうじじだい
むじょうじんそく
かくぎせいかく
しんもつほういつ

ますます難しくなるなりますね

見たことがあると思いますが

木版(もっぱん)を朝夕お坊さんが鳴らし時を知らせて修業に入る姿です

その木版に書かれている語句ですね

時間は人を待たずして流れる

無駄な時間などない

だから修業して

一大事に向き合え

そういう意味なのです

つまり
今、今日を一生懸命に生きる

今日を一生懸命生きなければ明日はない

ある意味恐ろしい言い方ですが
今この時間が一番大事であると言うことですね

最後にまとめ

普段使っていいる言葉にはとても深い意味がありますね

これはこじつけでなく理屈にのっとって成立します

ただ
時代の変化と共に言葉の使われ方が変わりますね

変わっても許される言葉と
やはり変えては駄目な言葉を理解しましょう