シンガー

百花春至為誰開(ひゃっかはるいたってたがためにかひらく)
今回も禅語です

あまり聞いたこともないと思いますが意味を知れば
今からの行動がすぐにでも変わります

百花春至為誰開の意味を知らないままでいると
これからの人生がもったいないですよ

難しく考えずに身近なことから考えましょう

永遠(とわ)の片思いは素晴らしいことなんです

生を受ければ初恋をして少し大きくなって恋をして
恋が愛に変わり、恋愛は成就して結婚して子供ができ
その子供はまた同じく人生を生きていきます

人類と言うか人生の自然な流れだと思います

って今回は恋愛の話ではありませんのでご了承ください

ところで
愛は実らずに結婚もできない人も大勢います

桑田佳祐のサザンオールスターズで
「SEA SIDE WOMAN BLUES」
”愛という字は真心で 恋という字にゃ下心♪”
という歌詞がありますが正にこのフレーズの通りですよね

このフレーズを聴いた時「なるほど」と思いました

その話は置いておきますが

愛が実る以前に先ず最初に恋をしますね

初恋なのか一目惚れなのか気がついたら好きになっていた

どちらかが先に恋をする時の方が多いと思います

稀に同時に両想いになる時もありますが
大抵は片思いから始まる気もします

片思いは
子供のときも老人になってからでもした方が良いと言われます

若い時は恋愛に意気盛んで
何とか相手に気づいてもらおうと猛アピールします
その結果は相手にも伝わらず残念であっても
時間が経てばまた誰かに恋をしているものです

これは
極々自然体で普通の事だと思います

逆に忘れられずにストーカーのようになるより
スパット忘れて自分にあった人を見つける方が良いですね

一番重要なのは
片思いをし続けることが重要なんです

恋をするというのは
恋愛から結婚という現実的な場合でない時もあります

恋をする対象者は自分が好きと思えば誰でも良いのです
アイドルであったり尊敬している雲のような人でもです
ただ
そこには現実の恋愛でなく心の中の恋ですね

大好きな歌手のコンサートに行って
好きな歌手にチラッと見られた気がして
手でも降ってくれたら、もう最高の気分になれます
ファンサービスで握手でもしようものなら
暫くは余韻で興奮するかもしれません

子供であれ、青年、中年、老人であれ
何かに夢中になっている時は何も考えていません
ただひたすらそのことに一生懸命になれます

その気持ちがダンダンと薄れていくと
俗に言う「覇気がない」「活気がない」となってしまいます

多少は年齢や環境では違うこともありますが
先ず他に眼を向けることが大事なのと
それ以上に自分の潜在意識に片思することです

幾つになっても長年の趣味を愛している人
幾つになっても好きな歌手のファンでいる人
幾つになっても誰かに恋をしている人

それが出来る人になるには
先ず最初は自分の心を好きにならないと駄目なんです

つまり
潜在意識は夢中になっている時は常に一生懸命に働きます
その一生懸命な姿に顕在意識で応えれば
ドンドン片思いが素晴らしく発展していきます

いつもとちょっと違うように思えますね

意識して潜在意識に落とし込むのですが
今回は潜在意識の働きに顕在意識(自分で考える意識)で応える部分です

顕在意識と潜在意識は繋がると言うことですね
繋がれば相乗効果によってより一層良い働きをします

片思いがより強いメッセージとなるわけです

つまり
歌手の人はファンが多ければ多いほど
片思いの強いメッセージを受け取りますから
成長して素敵な歌が歌い続けられると言うことになります

それを見てファンは
より強く片思いの気持ちが強くなるからずっと声援を送り続ける

百花春至為誰開(ひゃっかはるいたってたがためにかひらく)

この禅語が教えてくれています

花は咲くときに
美しく見せたいとか誰かの心を和ませたいとか思っていません
季節の流れに沿って無心に咲き無心に散っていきます
そこには
ためらいもなく誇りも無く不平文句なども言いません
ありのままに精一杯咲くだけである

禅語ではそう言っています

歌手の人は誰かのためだとか良い歌を歌って元気になってほしいとか
色んな思いを込めて歌っているとは思いますが
心の中ではキット百花春至為誰開なはずです

そして
自分の経験の中の何か1つに向けて気持ちを込めているはずです
それが多くの人の共感を得ることになります

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最後にまとめ

見返りや欲を取り払い
今、目の前のことを夢中に一生懸命になることです

それが
目に見えない大きな力となることを早く知ることが重要です

夢中になっている時の瞳は輝いています